株式会社パームホルツは
OPT利活用のためのパートナー企業を募集します

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OPTが抱える問題

オイルパームは、パーム油の搾油を目的としてマレーシアやインドネシアで多く植樹されています。果実にある油脂は、石鹸や食用植物油の生産に使われており、パーム油の世界生産量は植物性油の中で1位となっています。 オイルパームは、1900年代にマレーシアに持ち込まれ、以後広大なプランテーションで植樹を行なっています。その結果、世界生産の51%を占める生産国となりましたが、その代償として環境に及ぼす影響はとても大きく、今問題となっております。 オイルパームは、3年で果実が実りはじめ、パーム油の搾油が可能となりますが、年月とともに果実の量が減少するため、パーム油を安定的に搾油するためには、25〜30年で伐採して植え替えを行わなければなりません。 果実や空果房、資源としての価値がもともとありましたが、オイルパームの樹幹(Oil Palm Trunk = OPT)に至っては、強度が弱く建材としての利用がほぼ不可能であるため、使い道がなく(=0円資源)OPTの伐採後の処理方法に困っています。 そのため、植林地には伐採されたOPTが溢れている状態となっています。そして、現在はそれを利用する研究を進めています。 パーム油を搾油するためには、オイルパームを植樹する必要があるため、価値のないオイルパームの伐採をせざるおえない状況にあり、オイルパーム農園を悩ませています。

OPTの利活用の研究

OPTの利活用さえ実現できれば、オイルパーム農園の新たな価値となり、伐採による環境問題にも貢献できるのではないか。
そこで私たちはOPTの利活用方法の研究を始めた。研究は、20人ほどの専門家とともに「TEAMパームホルツ」を結成し行われました。

TEAMパームホルツ TEAMパームホルツ

OPTの利活用の研究として、スギの木の圧密化技術を応用できるのではないかと仮定した。圧密化技術は元々、日本に戦後多く植林され伐採後の利活用が問題となっていたスギの強度を高めるために開発された技術で、当社の前進企業が特許を持っている技術です。
その仮定を元にOPTの圧密化の研究を開始しました。スギと性質が全くことなるOPTは、加圧の重量調整に苦戦したものの、スギと異なり、OPTから抽出される物質が接着剤の代わりとなり、石油化学接着剤を一切使用しないで木質系製品を作れるというメリットがあることが判明しました。
度重なる研究の末、私たちは、圧密化技術によってOPTを木質系製品に生まれ変わらせることに成功しました。

OPTの利活用検証

圧密化技術によって化学物質を一切使わない高付加価値の木質系製品という価値ある資源に生まれ変わったOPTが、本当に価値ある資源となりえたのかを検証するため、私たちは日本でモデル施工による実験を行ないました。
その結果、他の建材と同様に利用できるというモデル施工の成果を得ることができました。OPTは価値ある資源に生まれ変わったことが実証されたのです。

OPTを活用した施工事例

OPTを活用した施工事例をご紹介します。

  • KKR下呂しらさぎ

    岐阜県下呂市

    OPTの表面をヒノキの圧密材を使用することで、表面はヒノキの風合いを出して、OPTとヒノキが一体成形なので、ヒノキの無垢板の高級感溢れる感じがしております。旅館の庭園にかける橋および室内洗面場に施工。屋外の池にかかる橋という木材にとっては最も悪条件な場所ですが、既に3年間問題なく活用されております。

  • 名古屋経済大学

    愛知県犬山市

    OPTの表面スギ圧密材を使用することで、表面はスギの風合いを出しております。大学の屋外に設置するベンチの中芯部分にOPTを活用しております。スギの木を100%利用するのと異なり、強度が増すだけでなく、コストが1/2まで削減することができます。

OPTと同様の技術を活用した施工事例

OPTの活用事例ではありませんが、OPTと同じ技術を活用した施工で、OPTでも施工可能な事例をご紹介します。

  • 豊田市役所

    愛知県豊田市

    表面材にスギの圧密材を使用にすることで、表面はスギの風合いを出しております。スギを100%利用するのと異なり、耐摩耗性の強度が3倍に増すだけでなく、コストが1/2まで削減することができます。

  • 吹上図書館

    鹿児島県日置市

    表面材にスギの圧密材を使用することで、表面はスギの風合いを出してかつ、耐摩耗性が3倍になっています。スギを100%利用するのと異なり、摩耗強度が増すだけでなく、コストが1/2まで削減することができます。

  • 綾てるはドーム

    宮崎県東諸県郡

    表面材にスギの圧密材を使用することで、表面はスギの風合いを出しております。スギを100%利用するのと異なり、摩耗強度が増すだけでなく、コストが1/2まで削減することができます。強度が増すことで、車椅子バスケット等、床に負担がかかる競技にも十分に対応可能です。

この他にも、OPTの活用方法は組織単位であることがわかり、OPTを余すことなく利活用できることがわかりました。

  • 木質系製品

  • 維管束

  • 柔組織

OPT利活用にむけて

私たちは、OPTの利活用について13年間の長期にわたり研究開発を行い、木質系製品加工技術の確立、維管束の利活用、柔組織の利活用とOPTを余すことなく価値ある資源に生まれ変わらせることに成功いたしました。
そこで、OPTの利活用をビジネスとして展開していくために、OPTの安定的な供給ルートの確保、OPT木質系製品の量産技術支援、OPTを使ったものづくりの研究開発、OPTを使用した製品の販売を目的としてパーム油の生産が盛んでありOPTの利活用に悩んでいるマレーシアのパートナーとなる企業に事業化を提案しています。

パートナーを募集しています

背景

日本国土の大部分を占める軽くて柔らかく、強度が低い為に用途が限られているスギを利活用するため、チーム『パームホルツ』の前身企業である木材の研究会社『マイウッド株式会社』は、これまでに日本政府機関などから12億円あまりの出資金を受け、スギの圧密材の開発を成功させた。これは、耐摩耗の強い優良建材として世に送り出し、建築業界では無くてはならない建材として永続的に利用されるほどの市場を獲得するに至った。
あるとき、Palmholz Co., Ltd.の創業者(ファウンダー)である福山がテレビで目にしたニュースの中で、日本で優良資源化に成功しているスギよりも節が、少なくて良い材料となる可能性があるオイルパームの樹幹(以下OPTと言う)が未利用資源のまま埋め立てられるシーンを目にし、日本の建築業界を支える圧密技術をマレーシアに伝えることで、日本で初めてスギで成功したビジネスをマレーシアのOPTにも応用できるのではないかと考えるようになった。

ほどなく、インドネシアの大学教授からの相談もあり、福山はスギの圧密技術開発に携わったチーム『マイウッド株式会社』の専門家たちと、圧密技術をOPTに適用するための研究を開始した。
オイルパームから採れるパーム油は、世界で最も多く使われている食用油で、オイルパームの植林面積は、マレーシアで650万ha、インドネシアでは、その2倍の面積がありその未利用資源であるOPTが活用できれば、とても有用な資源となると考えた。
それから13年、長きにわたる研究・開発とインドネシア、マレーシア、コロンビア、ナイジェリアなどの現地の情報収集の結果、OPTに関する多くの特許の取得、および、非公開ノウハウの蓄積とともに、OPTの圧密板材の試作に成功した。

そして、製造技術が確立された今、チーム『パームホルツ』は、いよいよマレーシアにてビジネス化を実行する段階に来た。
しかしながら、異国の地マレーシアでオイルパームの植林地と木材産業のイノベーションとも言える世界初の事業のビッグビジネスを立ち上げることは、日本の一企業に簡単に成し遂げられるわけもなく、両国の政府機関や多くの企業などとのコラボレーションが必要不可欠な状態にある。
そこで、チーム『パームホルツ』は、マレーシア投資開発庁(Malaysian Industrial Development Authority, MIDA)やマレーシア木材産業省(Malaysian Timber Industry Board, MTIB)、マレーシアオイルパーム局(Malaysian Palm Oil Board。MPOB)の支援を受け、現地企業などと出会い、互いに学び、互いに課題を乗り越えながら、マレーシアの未利用資源の活用でオイルパームの植林地と木材産業に技術のイノベーションを起し、多くのSDGsの目標にも貢献し、ESG投資にもなる事業をしようと考えた。

目的

OPT圧密材の量産化によるマレーシア木材産業の活性化と未利用資源(OPT)の活用により、日本とマレーシア側の双方企業が、儲かってWIN-WINの関係になって、その過程で新事業を起こして農村部に雇用の場を作り、経済成長させて、貧困層の減少、環境保全対策などの多くのSDGsの課題を実践する。

募集概要

  • マレーシアのオイルパーム農園様

    この事業でOPTを利活用できるようにするためには、大量のOPTをいつも安定的に供給できる仕組みが必要です。 そこで、未利用資源であるOPTの利活用に興味があり、木材加工会社と提携していただけるオイルパーム農園を募集しております。

  • マレーシアの木質系製品メーカー様

    OPTは、デンプン・糖分を多く含んでいることから、伐採してから24時間以内に加工工程に入らなければOPTの腐敗が進み、資源としての価値がなくなってしまう問題があります。 そこで、オイルパーム農園と提携可能な合板メーカーを募集しております。 「高付加価値の木質系製品加工技術とものづくりに必要なシステムづくり」については私たちが伝承します。

  • 投資家様

    OPTのビジネス化に向けての活動やさらなる利活用の研究開発には、まだまだ資金が必要です。
    そこで、OPTの利活用や環境保全、SDGsに貢献する事業に興味があり、ESG投資をしていただける投資家を広く募集しております。

  • 木質系製品の量産技術がある日本の企業様

    私たちは、OPTの高付加価値の木質系製品技術の研究開発によって、用途により強度や加工方法の異なるOPT木質系製品をつくることはでき、それをマレーシアの木材加工会社に伝承することはできますが、量産した経験はありません。
    そこで、木質系製品の量産技術がある企業様で、現地で量産技術支援を行っていただける企業様を募集しております。

  • OPTを使用した製品の制作・販売に興味のある企業様

    OPTを芯材に、スギやアカシアなどの植林材を表面材としたOPT複合材は木材の風合いを損なわない天然木に代わる素材です。
    そこで、木質系製品を使用したこれらの製品制作や販売に興味がある企業様を募集しております。
    OPT木質系製品以外にも脱プラスチック推進原料や家畜の餌、きのこ栽培に使用する菌床など、様々な用途に利用可能です。

  • 非天然資源を利用して施工を行う企業様

    OPTは石油化学素材を一切使用しない地球環境に優しい木質系製品ですが、施設に施工する場合は鉄やネジなどの非天然資源を利用して施工を行うしかありません。 私たちは、施工を含めすべての工程を「自然由来の資源だけで完結する」ことを目指しております。
    そこで、非天然資源を利用して施工を行う企業様を募集しております。

主な事業内容

  • 圧密技術のマレーシア企業、合弁企業などへの技術伝承

  • 生産者であるオイルパーム農園からの安定的な原材料の調達

  • 圧密化の処理工程を行う工場の量産体制と品質管理体制の確立

  • OPT圧密板材の販売体制の確立

  • 生産工程のあらゆる箇所で必要となる物流体制の確立

組織概要

名称 TEAM Palmholz
代表者 株式会社パームホルツ 取締役 福山 昌男
所在地 〒484-0086 愛知県犬山市松本町2-63
メンバー

順不同・一例です

取得特許
  • 特許登録第5963195号 「オイルパーム圧密材」
  • 特許登録第6014396号 「積層合板」
  • 特許登録第6083691号 「積層合板の製造方法」
  • 特許登録第6083692号 「積層合板の製造方法」
  • 特許登録第6083700号 「オイルパームの乾燥装置及びその乾燥方法」
  • 特許登録第6083701号 「圧密材及びその製造方法」
  • 特許登録第6083894号 「歪除去圧密材及びその製造装置、その製造方法」
  • 特許登録第6086521号 「オイルパーム薄板の接合組成物及びその接合方法」
  • 特許登録第6086522号 「オイルパーム圧密材」
  • 特許登録第6086523号 「オイルパーム圧密材」
  • マレーシア特許庁登録済の特許番号:MY-166988-A「オイルパームの成形体及び製造方法、積層合板」
他、海外で5件出願を果たしている。
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